全国選抜中学校テニス大会
- AI
- 2023年4月14日
- 読了時間: 5分
お久しぶりです(^^)
Keep smile AIです!
ちょっと本当にパソコンに向かうのも久しぶりで...。
3月のスポーツフェスタが終わってからというものの、全国大会に向けてバッタバタでした。(という言い訳ですね)
そろそろ全国大会も終わって1ヶ月近くになりますが、今大会はきっと一生忘れない、私の中でとてもとても大事な大会となったので振り返っておきたいと思います。
初めて市予選から繋いだ全国大会
今回の全国大会は年末の私学大会とは訳が違って、私が外部コーチとして初めて市予選から繋いだ全国大会でした。
市予選の時はベンチにはまだ座れず、メンバーそれぞれの現状を確認するので精一杯。
それも最後まで見届けることができず、なかなか色々な判断が難しい時期でした。
年明けの府予選までになんとか団体戦用の練習日の確保を行い、生徒とのコミュニケーションも少しずつ取れるようになり府2位で近畿大会へ。
この近畿大会では、私自身の力量不足と生徒とのコミュニケーション不足が顕著に出て、準優勝という結果でも内容があまり良くない結果に終わってしまったことを今でもはっきりと覚えています。
でも、この経験があったからこそ、今回の全国大会では最後までチーム全員で戦えたと思うし、みんなで笑顔で終われたと思います。

続くトラブル
今回の全国大会は本当にトラブル続きでした。
終わった今となっては「大変だったね」と思える話ですが、こんなにも続くのか...と日々頭を悩ませられました。
メンバーの怪我から体調不良まで、しかも大会前に全部終わってたならまだしも、大会前から大会中も続くという。。。
こんなに一気に何かが降り込んでくる大会もまぁまぁ珍しいし、私自身経験したことがなかったので、「きっとこれは神さまからメンバーではなく私が試されている」と途中から腹を括りました(笑)
このトラブルがあって本当に崖っぷちに立たされたからこそ、チームとしてさらに成長することができたと思います。
みんなには、トラブルが悪いことではなく逆に良い方向に向かうきっかけになることをここで気づいて学んでいてほしいと強く願う、年齢倍のおばさんです。o(・x・)/
8人で戦う最後の大会
この全国選抜中学生大会は、夏の全中が終わって3年生が引退し2年生以下でのチームとして戦える最後の大会でした。
全中が終わってすぐに私学大会の予選が始まりここから新チームの体制がスタート。
私たちの時は全中しか全国大会がなかった中、今は3回も全国大会を経験するチャンスがある。なんとも羨ましい限りですが、その中でも課題になってくるのが「チームづくり」。
8人最後の大会をどう締めくくるか。
トラブルが続いて一瞬動揺も広がりましたが、ここを一番に考えて全国大会に挑んでいたのですぐに軌道修正ができて最後の最後まで戦い抜くことができたと感じています。

みんな可愛い。
結果よりも大きな収穫
そして迎えた大会当日。
今回はベスト4まではしっかりと勝ち上がりたいドロー。
だけども、1回戦から気を抜けない俗にいうシードなんだけどなんだか厳しいドローでした。(もっと散らばってくれててもええんやで?と何回思ったか)
そんなドローでしたが、なんとか迎えた準決勝。
お相手は年末の私学大会で惜敗した学校。
「今回こそはなんとしても勝ちたい」
8人全員、ずーっとずーっと口に出して言っていました。
相当なプレッシャーの中、メンバーは心を1つにして戦い、見事勝利。
決勝に駒を進めましたが、残念ながら近畿大会でも敗れた学校に負けてしまいました。
ただ、次こそは絶対に勝てる。そう確信できる内容でした。
本当に本当によく頑張って準優勝という結果を収めることができたのですが、
監督として私自身はこの結果よりも大きな収穫物があったと確信しています。
これまでのチームには正直「個」を強く感じていました。
極端にいうと「自分さえ良ければ」というのが強いチームでした。
ですが、今大会での経験から「自分さえ良ければ」から「誰かのために」という意識が強くなった気がします。
それは、怪我や体調不良で試合に出れないメンバーがいたこと、そして8人最後の試合を後悔のないように終えることを全員が最後まで意識できたことが大きな理由だと思っています。
テニスは個人競技です。でも、団体戦というチームとして戦うのであれば、「個人競技だから」という気持ちの作り方だけでは勝てません。
自分の1球1打がチームの勝利に繋がる。
そんなことをふんわりと全員感じ取ったのではないかなと思いました。
現在、新入生を迎えまた新たなチームとなりましたが、この8人の良い雰囲気のチームの中にしっかりと新入生が入り込んでさらに良いチームになるように、今後もサポートを続けたいと思います。
今後のチームづくりの課題
3年生がいるときは3年生に頼りっきり、3年生が引退した後どうしたら良いのかわからない状態で私学大会がスタート。これでは、チームづくりのスピード感として遅い訳です。
全中まで3年生がいてくれるけどそのあとのことを見据えたチームづくりというのは、この春の進級のタイミングで意識ができるようにこちらもサポートをしないといけないと感じています。
めちゃめちゃスピーディーです。びっくりするぐらいに。
常にそれぞれが「こんなチームを作りたい」というのを意識しながら今のチームの中での役割をこなしていかないといけないし、同級生とどんなチームを作りたいかを共有していかないといけない。
正直社会人でも難しいと思うこの課題ですが、好きなことだけに集中できる今のこのタイミングで好きなことをしながらこういった経験ができるのは当たり前ではないし、将来必ず役にたつと思っています。
とにかくみんなには「想像力」をつけてほしい。
そして、人生の選択肢を自分で増やしていけるようになってほしい。
増えることで悩むこともたくさんあるけど、悩める幸せも感じてほしい。
これからのチームとして「みんながみんなのために」を大切にできる、学校と連携した部活動だからできる環境を作っていきたいなと思っています。
とにかく、歳の離れた後輩たちが可愛くて仕方ない先輩は切に願うのであります。
Keep smile :)
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